今年も挿し木に挑戦。記事をリライト中です 2026.7.6
お気に入りのアジサイを自分で増やしてみる
気分が沈みがちな梅雨空の下でも鮮やかな花(本当はガク)を見せてくれるアジサイ。
アジサイの挿し木に初めて挑戦したのは2年前のことです。ネットの記事等を参考にして丁寧に作業をしたので、割合立派に成長しました。
その翌年も同様に挿し木をしたのですが、前回がうまくいったのをいいことに簡単に処理したので、成長はいまいち。しっかり育ったのは全体の3割程度でした。
今年は初心に帰って再々挑戦し、記事も書き換えて整理することにしました。
(写真は必ずしも時系列に沿ったものではありません。)
挿し木で育ったアジサイ(円内)とその親?



ここからは挿し木の実践の話だよ。
比較的簡単なあじさいの挿し木
挿し木に適した時期は
挿し木を行うには梅雨の時期から初夏のころまでで、花がそろそろ終わったころに剪定を兼ねて行うのが良く、また暑い夏が過ぎた9月頃も適していると言われています。
熱中症を起こしそうな天気の日はアジサイにとっても過酷です。そんな日は作業をしないようにしましょう。
挿し木の手順
適当な枝を用意する


花が咲いていない枝、花が咲いている枝のいずれでもよい


茎の下部を斜めにカットし、葉も半分にする
花がある場合は花の下、花がない場合は頂部の葉の下あたりをカットします。
その下の葉2枚を残し、残りも手で取り去ります。


茎の下部は切れ味のいいハサミなどで斜めにカットします(吸水面を大きくするため)。
切り口がギザギザになると細胞がつぶれて吸水能力が落ちてしまいます。
また根からの吸水力は低下しているので、葉からの蒸散量とのバランスを取るために葉を半分にします。
以後このカットした枝を挿し穂(または挿し木)と呼びます。
挿し穂は水につけておく
あらかじめコップに水を用意しておき、カットした挿し穂を入れて1時間ほど吸水させます。





複数の種類を同時に挿し木にするときはメモを残しておかないと、どれがどれの挿し木なのか分からなくなってしまう。



そうだな。地植えするときに葉っぱだけで見分けるのは難しいだろう。
挿し床をつくる
鹿沼土などの肥料分の無い清潔な土を挿し床として用意しておきます。小粒から中粒がおすすめです。
ポットに鹿沼土などを用意し、水分を十分含ませておきます。


挿し穂の切り口に発根促進剤(ルートンなど)を塗布する


挿し穂をそっと挿し込む
予め割りばしなどで開けておいた穴に挿し穂をそっと挿し込む。いきなり挿し床の土に差し込むと切り口が痛む。


なお、「1つのポットには挿し穂1本」とすることにより、ポットから取り出して地植えする際に根を痛めることが少ないように思います。
明るい日陰に置く
明るい日陰に置き、土が乾かないように注意して時々葉に霧吹きをします。
湿度を保つために全体をビニルで覆う方法もあるようです。





挿し穂にはまだ根が無いから水分や栄養を吸収することが難しく、さらに肥料成分があるとカビなどの原因となって、未熟な差し穂にはストレスなんだ
葉が枯れなければ根が成長していると思われる
概ね1ヶ月ほどで発根すると言われています。茎元を持って揺らしてもぐらつかずに安定しているようであれば大丈夫でしょう。
発根していないと簡単にすっと抜けてしまいます。
でも早いうちから挿し穂を抜いてまで発根を確認するのは根を痛めて失敗する原因となります。







根が伸びてきたら別の鉢や庭に移植(鉢上げや定植)できるよ
幼少期の根は大事だよ~
我が家のアジサイは園芸店で購入したもののほかに、田舎の田んぼのわきに咲いていたものから枝をちょっと失敬したものが最初です。(1回目)これらのアジサイから初めて刺し穂で増やしたのが数年前のことです。教科書通り発根促進剤(ルートン)を使いました。おかげで樹勢も花も立派でした。(2回目)前回の挿し木で立派に育ったこれらのアジサイ(親?)から挿し穂で増やしたものです。前回との違いは、横着してルートンを使わなかったこと。それが原因でしょうか。かなり小ぶりの苗になってしまいました。2年ほどたっても樹勢は貧弱で、花は咲きますがボリュームがかなり足りないです。これを元に挿し穂を作るのは無理でしょう。お家断絶?
自然界で生きる幼い苗のこと、まずは丈夫な苗に育てることから始めましょう。
最初が肝心。その後の成長を期待するなら、まずは挿し穂の発根をしっかり促すことがとても大事です。反省(*_*;
現在(2026年7月)進行中の作業は私にとって3回目の挿し木です。
それまでは過去2回目(ルートンを使わず成長がいまいちだった)の内容を以下に残しつつ書き直しをしていくことにします。



以下はリライト前の過去記事だよ
少しずつ記事の手直しをしていくね
さあ、地植えしよう-過去記事です-
時期は休眠期が良い
1回目は発根を確認したらそのまま地植えした記憶があります。挿し木をしてから2ヶ月ほどたってからのことでした。
一般に地植えは12~3月の休眠期が株に与えるダメージが少ないと言われています。(寒冷地では2月下旬を過ぎてから)。
2回目は地植えする場所を整理しているうちに年が明けてしまいました。


挿し穂は途中で枯れてしまったものもあり9つから6つに減っていました(発根促進剤を使うべきだったか…)。
残りも葉は色あせていますが、ちょうど休眠期なのでこんなものでしょう。
根の張り具合


根は長く伸びていましたが、びっしりという感じではありませんでした。
大寒後の暖かい日に2つほど地植えしました。でも寒さがぶり返すこともあるのでしっかりと布団(落ち葉)をかぶせました。
ポットに挿し穂を作ってからしばらく放っておいたので、見た目には園芸店で売っているものに比べるとかなり見劣りしていました(栄養不足?)。
地植えによりのびのびと根を伸ばしてくれることを期待します。


無事冬を越しました
下の画像は地植えしたアジサイの一部で、桜の開花が間近に迫った最近撮ったものです(2025年3月22日)。




3種類のアジサイから挿し穂を作ったのですが、どれがどの種類だったのかは今となっては記憶があいまい。まあいいか。



店頭のものよりちょっと細めね。幼少期に問題があったのでは…



前回(1回目)のようにルートンを使ってもっと根を増やすべきだったかな
※ 1回目はルートンを使いましたが、2回目は横着して使いませんでした。
新たな梅雨の季節
あの挿し穂のころからすっかり成長しました。(2025年5月26日)




ちょっと小ぶり。その後きれいな花が咲きましたが…(記事冒頭)。
(おわり)
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