電動アシスト自転車でSDG’sな健康維持を

健康のためスーパーの買い物などはできるだけリュックを担いで徒歩で行くようにしておりましたが、もう少し行動範囲を広げたいと欲が出て自転車を買いました。年齢を考慮して電動アシスト自転車にしたのですが、自分用の自転車を買ったのは中学生の時以来です。

目次

高齢者にもやさしい電動アシスト・・・・自転車

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電動ではなくあくまで電動アシスト

初めて電動アシスト自転車に乗ったのは、数年前に奈良県明日香村を散策した時のこと。

橿原市のレンタサイクル店で借りました。

電動と言っても下り坂を除いてはペダルを漕がないと動きません。

その点では、やはり正確に言うと「電動自転車」ではなく「電動アシスト自転車」でしょうね。

どの程度アシストしてくれるの

スイッチ一つでモーターの力で進む自転車と勘違いしている方がいるようです。

繰り返しますが、ペダルを漕がないと走りません。

さてこのアシスト、どのくらいアシストしてくれるのでしょうか。

電動アシスト自転車については次のように法律で明確に定義されています。

道路交通法施行規則第一条の三(人の力を補うため原動機を用いる自転車の基準)

内容を要約すると

  1. 電動機が付いていること
  2. 時速が10km/h未満までは、人の力が1に対して、アシスト力はその2倍以内
  3. 時速が10km/h以上では速度が上がるにしたがってアシスト力は減少し、時速24km/hでアシストはなくなる

このように時速10km/h未満までは自己の2倍の力でアシストしてくれるので、ぶらりと散策するにはとても楽。

坂道発進は立ち漕ぎをしなくても楽にスタートできます。決して速く走るためのものではないのです。

モーターだけで動くものはもはや自転車ではなく別の区分になります。

ブリヂストン電動アシスト自転車 TB1eについて

購入したのはブリヂストン電動アシスト自転車TB1eです。車重はバッテリー搭載で24kg ありますから相当重いです。

実際にはこのほかにUSB前照灯やサイクルコンピュータ、スマホなどもハンドルバーに取り付けると更に重量が増えるかもしれません。

TB1eは他の一般的な電動アシスト自転車とは大きく異なる箇所があります。それが「回復充電機能」です。

回復充電機能

TB1eは前輪にモーター(ハブモーター)が付いていて前輪を駆動します。そしてペダルは通常の自転車と同様後輪を駆動します。

つまり、走行中は「前後両輪駆動」なのです。

そして条件が合えば、走行している運動エネルギーでモーターを発電機として動作させ、バッテリーを充電するのです。

発電の条件というのは、ペダルを漕ぐのを止めたり左ブレーキ(後ろ車輪)を掛けたときなどです。

これを「回復充電機能」とか「回生」などといいます。

発電中は常にエンジンブレーキがかかっている

自転車の良いところは、ある程度スピードに乗ったら漕ぐのを止めて惰性で走行できるところですね。

静かに風を切って走るのは気持ちのいいもので、またこの惰性による走行中が結構休養になったりするものです。

しかし発電するには走行中の運動エネルギーを利用するので、当然エンジンブレーキがかかった状態になります。

回復充電中は実際に惰性で走れる距離がかなり短くなっているなというのは実感します。

では発電による惰性走行距離はどの程度減少するのでしょうか。

「バッテリー充電器」について

広告では専用充電器の画像ってあまり見かけませんね。

下図が充電中の全体写真です。

電動アシスト自転車用バッテリー及び充電器
バッテリー(上)と専用充電器(下)

泊りがけで出かけるときに充電器を携行できるものなのかどうか気になります。

サイズは 18cm x 22cm x 6cm です。携行できなくはないですが。

後部荷台はあったほうがいい

荷台無の状況
荷台無し
荷台取り付け後の状況
荷台取り付け後

TB1eはシティ車とロードバイクの中間に位置し、スポーツタイプとはいえ荷台を付けても外観にさほど違和感はありません。

まだ荷物を括り付けたことは無いのですが、買い物袋の中身を整理するときに置台としていつも重宝しています。(^^♪

荷台を取り付ける際に車軸を緩める必要があるのかは広告の画像では確認できなかったので、最初から近所の自転車屋さんにお任せしました。

現物を見てみると荷台は車軸に取り付けているわけではないので、自分でも安全に作業ができると思います。

荷台の取り付け箇所 これなら自分でもできる
荷台取り付け箇所(左右2か所ずつ、計4か所) 車軸ではない

やる気のある方は自分で取り付けてみませんか。Amazonでの商品の取り扱いは確認できなかったので省略します。

電動アシスト自転車乗車時の注意事項

停車中はブレーキをしっかり握ること。片足をペダルに載せてはいけません。

うっかりペダルを強く踏み込んでしまうと大きなアシスト駆動力が働いて自転車が跳びだし転倒や衝突するおそれがあります。

取扱説明書にあるように

前乗車する際は前と後ろの両方のブレーキをかけ、ペダルに足を乗せない

ことが大事です。

歩道における「自転車通行可」

自転車は道路交通法の規定では軽車両に該当しますので、歩道と車道の区別のあるところでは原則として車道の左側に寄って通行する義務があります。

しかし道路の左端には釘などの金属片やがらくたが掃き寄せられていて二輪車にとってはこの上なく危険なところなのです。

「自転車通行可」の標識がある歩道はもちろん走行可能です。

それ以外にも条件によっては自転車による歩道の走行が認められる場合もあります。

この「自転車走行可」ですが、自転車は邪魔だから歩道を走れ、と言われている感じもしないでもありません。

下の写真をご覧ください。

このくらい広ければ自転車も歩行者も安全

このくらい広々としていれば自転車も歩行者も安心だけど…(神戸市東灘区)

通ってもいいと言われても…
こんなに狭いデコボコ道を自転車は通れってか!

歩道幅が狭すぎ!

かえって危ないのでは ?…(九州の田舎)

一本橋走行の訓練が必要かも

一本橋走行じゃないんだよ
ヤマト自動車学校神奈川のyoutube より


田舎では都市部を除いて歩道は狭く、有るだけましといった感じです。
デコボコなうえに電柱や交通標識のポールが邪魔。車道側に転倒しそうになったこともあります。
車道も狭いので危険ですが、安易に「歩道通行可」とされてもねえ。

自転車の取り締まり強化

警視庁は2022年10月下旬から、自転車の悪質な違反にいわゆる赤切符を交付するなど、取り締まり強化の方針を打ち出しています。

原付バイク区分の「モペッド」

モペッド(商品名:モペット)というものがあります。


これはペダル付きのオートバイで、エンジンや電気モーターなどの原動機だけで走行することもペダルを漕いで人力だけで走行することも可能な車両のことです(ウィキペディアより)

これは法律上は「原付バイク」にあたり、運転免許やナンバープレート、方向指示器の取り付けやヘルメットの着用が必要となります。(ヘルメットは普通の自転車でも着用したほうがいいですが)

最近でも無免許疑いで書類送検される例がありました。

取り締まる側でも電動アシスト自転車との区別がつきにくいということなので、この違いは覚えておきましょう。

ヘルメット、LEDライト、スマホホルダ、ウエアなどの商品はこちらでもまとめてご紹介

(おわり)

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