紛失したスマホを探す方法とそのための事前準備

あれ、スマホが見当たらない。車の中にもない。会社に忘れてきたのかな…こんなことはありませんか。自宅なのか会社なのか、それがわかるだけでも探すのに費やす手間は半分 !

目次

事前準備

【参考】記事作成に使用した機器は以下のとおりです。
・スマホ:Sony Expelia 10
・タブレット:Asus Zenpad 8.0
・PC:Windows10

アプリ「デバイスを探す」について

Androidスマホの場合は最初からインストールされているようです。入ってなければPlayストアなどからダウンロードしましょう。探す場合も探される場合も必要です。

位置情報を発信していること

紛失したスマホの電源が入っていても、位置情報を発信していなければ場所を特定することはできません。

位置情報を発信する機能は購入時にすでにONになっていると思いますが、確認しましょう。紛失してからでは設定ができません。

紛失したスマホの位置が地図上で発見されるためには次の条件が必要となります。

  • スマホの電源が入っていること
  • そのスマホがインターネットに接続していること
  • そのスマホがGoogleアカウントにログインしていること
  • そのスマホから位置情報が提供されていること
  • アプリ「デバイスを探す」がオンになっていること

スマホの電源以外は普段触ることがない設定なので、一度確認しておけば安心ね。


まずスマホが位置情報を発信していることを確認するよ

位置情報の使用

位置情報を使用する

スマホによって名称は異なりますが「設定」の中に「位置情報」という機能があります。

位置情報の使用」の右側のボタンがオンになっていることを確認します。

スマホでこの機能をONにしておけば、同じGoogleアカウントを持つ他の端末(スマホ、タブレット、パソコンなど)でスマホの位置を特定することができます。

同じGoogleアカウントを持っているということは、基本的に自分が所有している端末ということだよ。
だから他人は利用できないんだ。

位置情報を使用しないと…

位置情報の使用をオフにした時のメッセージ

ちなみに、このボタンを左側に倒してオフにすると、「位置情報にアクセスできません」というメッセージが表示されます。

位置情報が送信されないので誰も位置を把握できないんだ


次にアプリ「デバイスを探す」をインストールするよ。Androidなら最初から入っているらしいから確認してね。

「デバイスを探す」の使用

「設定」から「セキュリティ」を選択

「設定」→「セキュリティ」と進みます

「デバイスを探す」をONにする

「セキュリティ」画面で「デバイスを探す」がONであることを確認します。

OFFの場合はタップして、次の画面で「デバイスを探すを使用」のボタンをタップするんだ


では実際に「デバイスを探す」アプリを使ってみます

デバイスを探す

スマホで紛失タブレットの位置を探す

スマホは1台しか持っていないので、同じGoogleアカウントのタブレットを探してみました。

スマホでタブレットの位置を検索する

対象のタブレット Asus ZenPad 8.0をタップする。

探す側のSony Xperia 10も表示されている(このデバイスと表示)。

タブレットの位置をスマホで検索

Sony Xperia 10画面にタブレットの位置が表示

パソコンでスマホの位置をさがす

パソコンから探す場合はアプリではなくwebでアクセスします。

https://www.google.com/android/find にアクセスする

パソコンでスマホの位置を探す
探索可能なデバイスを表示

左側には探索対象として同じGoogleアカウントであるスマホとタブレットが表示されている。

スマホの場所を地図上に表示

スマホの現在位置がパソコン画面に表示される(地図は拡縮可能)

紛失したデバイスに対し遠隔操作できる機能

紛失したデバイスが表示されたら、そのデバイスに対していろいろな操作が遠隔で操作できるんだ

探す側の端末はスマホ、タブレット、パソコンから遠隔操作できます。
遠隔操作できる内容は次の通り。

端末に対する遠隔操作
端末により表示項目は若干異なります

● 音を鳴らす

「音を鳴らす」のボタンで探している端末から5分間着信音を鳴らせます(途中停止も可)。

自宅にあるのは間違いないけれど置き場所がわからなくなったときに便利です。

スマホがマナーモードになっていても音を発することかできます。

● デバイスを保護

対象デバイスをロックしてGoogleアカウントからログアウトできます。

拾った人にデバイスを勝手に使われたり情報を見られたりするのを防ぐことができます。

● デバイスを初期状態にリセット

スマホ内のデータを消去して情報漏洩を防ぐことができます。

消去後にスマホが見つかった場合は、再使用するのにGoogleアカウントのパスワード入力が必要になることがあるようです。

● 紛失としてマーク

紛失としてマークする際にロック画面に電話番号、メルアド、メッセージを残すことができます。

デバイスを拾得した人がこの連絡先情報を知ることにより、デバイスが返却される可能性を期待できます。

● ルートを検索する

この項目は最近見かけるようになりましたが、使ったことがないので詳細は分かりません。調べてみます。

(おわり)

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