韓国定番のおやつトッポッキ
女子高校生たちが学校帰りに通りの屋台で食べているあの紅い汁に浸かったウインナーソーセージ様の物。
何だろうと思いながら唐辛子の香りに誘われてつい私も買ってみた。
今から35年前に海外での仕事を終え帰国の途中寄った初めての韓国ソウルの街中でのことである。
それはウインナーソーセージなどではなく韓国の「餅」だった。激辛でもないけれどまあ辛かったなあ。
それから15年程して外国の学生を自宅にホームステイさせるボランティアを数年間続けた。
その中で韓国の学生を預かったことが3度ほどあったのだが、そのうちの1人が、当時東北大学に留学していたチョ・ヒョン・ジョン君。
その彼を講師にトッポッキの作り方を教えてもらった。
トッポッキのつくりかた
1.材料をそろえよう
用意するもの
(ページトップの写真はこの材料の量でつくりました。)
・トッポッキ 500グラム
・コチュジャン 150グラム
・キャベツ 200グラム
・人参、ネギ 適宜
・ちくわ 3本
・砂糖、ニンニク
※ あくまで一例です。コチュジャンの量は好みに応じて、その他野菜などはいろいろな種類のものをにぎやかに入れてください。
④ ちくわ以外の他の練り製品でもよし。ちくわの味がトッポッキにはよく合うとのこと
準備をする
⑥ 人参はトックと同じくらいの大きさに切り揃えておく
⑧ ちくわ、ネギも適当な大きさに切る。にんにんはみじん切り
トックをゆでる
⑩ 水でさっとぬめりを取る。
フライパンまたは底の浅い鍋を用意
⑫ コチュジャンと同量の砂糖とみじん切りにしたにんにくを加える。
⑭ 人参、キャベツの順に鍋に入れる。人参が柔らかくなったらちくわとトックを入れる。ねぎは時間をおいて一番最後に入れる。
味の調整
⑯ 具を全部入れたあと味が染みるまでかき混ぜながら弱火で煮る。
で き あ が り !!
作り方はいろいろあり、ご紹介したのはそのうちの一つです。
元々は炒め物の宮廷料理でしたが、コチュジャン味の餅である現在の形になったのは1953年頃のことで、その後アレンジされて広く普及したようです。
韓国食材の入手先
最近は韓国の食材を扱う店も増えてきました。というかネットの普及で目にすることが多くなったのかもしれません。
まずはご近所の取扱店を探してみましょう。もちろん通販も便利です。記事中のトッポッキとコチュジャンは通販で購入したものです。
【広 告】
講師:チョ・ヒョン・ジョン氏
チョ君は東北大学に短期留学している、韓国、全州出身の学生。
来日後まだ半年しか経っていないのに日本語はとても上手。
(平成17年3月)
この記事は当時作っていたHPの書き直しです。
やっとブロード回線が普及しつつあった頃で、 画像ファイルなどはできるだけ容量を小さくするのが常識だったため、現存する当時の画像は小さいです。ご了承ください。 (おわり)
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